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キャラクター同士の関係性が魅力的な【雷神とリーマン】

『雷神とリーマン』は、神である雷遊(らいゆう)とゲイのリーマン・大村がルームシェアする“異種同居”の人気シリーズ。

温かなコメディと深いヒューマンドラマが交差します。

目次

作品概要

  • 原作:RENA先生、リブレ刊『クロフネCOMICS』全5巻(2015年10月~2020年10月刊行)
  • あらすじ:失恋で心を閉ざす大村が、突然押しかけてきた神・雷遊と暮らすことに。雷遊は“人間になるため”大村の元に現れる

シリーズ展開

  • 第1巻(2015)から第5巻(2020)で完結、電子限定描き下ろし収録
  • 神である雷遊が大村と共に高校生活、友人関係、将来の選択を経験しながら“人間らしさ”を学んでいく展開が心に響く

魅力ポイント

  • ギャグ・日常・ファンタジーが融合したバランスの良さ
  • 人間として成長する大村の変化が丁寧に描かれている
  • “人間であること”、“命の尊さ”、“愛の意味”が胸に刺さる
  • 笑いと涙を届ける至高のシェアライフ

読み終えて

神の雷遊と平凡なサラリーマン・大村。出会った瞬間から始まる異色の同居生活。

その中で2人は笑い、葛藤し、絆を育む。

雷遊が「命ある限り一緒に生きていきます」と誓うラストは、本当に胸を打ちます。

最初こそコメディ色が強かった展開も、シリーズを重ねるごとに深みを増し、ついには“人間とは何か”を問うほどの哲学的要素を含んでいく。

コミカルな描写の中に、雷遊が高校生活を送る様子や大村の仕事での変化が丁寧に重ねられ、読者として自然と感情移入できました。

そして最終巻、孤高の雷遊が大村と過ごした“大切な日々”を胸に迎えるラストは、温かくも切ない。

命の儚さと、人と人が築いた愛の強さがここまで響くとは。

読後、しばらく胸いっぱいで、あの桜の下の静かな場面がいつまでも目に浮かびます。

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