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戦国武将、まさかの“お犬様”転生で爆笑必至!
『織田シナモン信長』!
タイトルからして只者ではないオーラが漂っていましたが、蓋を開けてみれば「1582年、本能寺で無念の死を遂げた織田信長が、犬の姿で現代に復活!」という、斜め上を行くぶっ飛んだ設定に、もう読み始める前から期待値はMAX。
しかも、信長だけでなく武田信玄はフレンチブルドッグ、伊達政宗はポメラニアン、上杉謙信はボルゾイ…と、名だたる戦国武将たちがみんな犬に転生しているという、絵面がもう面白すぎてずるい!
最初のページから「え、これ、あの信長様が柴犬になってるの!?」と、吹き出しそうになるのを必死でこらえました。彼らが犬としての日常を送る中で、ふとした瞬間に前世の武将としての記憶がフラッシュバックする描写がまた秀逸で、武将たちの人間性や心情が犬の表情や行動を通してユーモラスに描かれているんです。
「同じパターンの繰り返しが見られる」という意見もあるようですが、個人的には、あの戦国武将たちが犬になってワチャワチャしているだけでもう十分!
歴史あるあるネタも散りばめられていて、「ああ、こういう説あったな〜」とニヤリとすることも。
本能寺の変の黒幕説をうまく漫画に落とし込んでいる点も、歴史好きにはたまらないでしょう。
可愛らしい絵柄と、戦国武将たちの個性豊かな犬種への転生が完璧にマッチしていて、まさに「絵面に吹き出すお犬様コメディ」というキャッチフレーズがぴったりの作品です。
戦国時代にちょっと興味がある人や、とにかく笑いたい!という人には、ぜひおすすめしたい一作。
歴史と犬の可愛さ、そしてシュールな笑いが絶妙に融合した、まさにワンチャンコメディの金字塔です!